兎徒然

うさぎと暮らす日々、ときどきアート

宮原知子四連覇

  珍しいスケーターだなぁと思う。スケーターってのるかそるか毎回ハラハラする選手の方が多いし、コツコツやるよりはそれぞれの得意分野を極めていくのを喜びとして取り組むイメージがある。

  宮原選手はそんなイメージの対極にある。2015年までのシーズンでは、そんな生き方が演技にでており、真面目できちきちとこなす、正しいエッジワーク、教わったポジションを一つ一つ、丁寧ではあるが、作品としてのパッションが弱い。演技が固く、動きが小さくみえてしまう感が否めなかった。

  そして、昨シーズンの怪我。私はザアイスを現地観戦したが、状態は報道されているよりずっと悪い、足に力が入ってないと思った。ジャンプでない場面で、スッとぬけるような転び方をしたり、とても五輪に間に合いそうには見えなかった。それでもシーズンは待たずにやってくる。

  NHK杯をみてびっくりした。

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  これがあの宮原選手??身体の使い方はまるきり別人。伸び伸びと力強く、それでいてポジションは正しい位置にピタっと当ててくる。自信のみなぎった、挑むような視線。

   豪胆な大和撫子。これが彼女の本当の姿だ。ショートもフリーも、艱難辛苦をもろともせず、生を謳歌する逞しい女性、宮原知子のストーリーにしか見えない。

  ジャンプの心許なさは拭えない点だけれど、日本代表として五輪で滑るにふさわしいプログラムだ。五輪の魔物も彼女のハートには付け入る隙がないのでは…。

 B.B.MOOK1396 フィギュアスケート・マガジン2017?2018 グランプリスペシャル

 

 

 

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