兎徒然

うさぎと暮らす日々、ときどきアート

タイムレスなアイドル、中森明菜

 今週のお題「私のアイドル」

 

アイドル、といえば中森明菜

 

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   天性の見られる才、魅せる才をもっている人っているんだなぁと思う。

   彼女の人気が全盛期だった頃、私は赤ん坊で、正直ぜんぜん世代ではない。あの事件が起きたときも、テレビでやたら騒がれていたが、未遂、という言葉の意味がわからずに母にきいて複雑な顔で濁された記憶がある。

  その音楽表現の魅力を知ったのは三年前。動画サーフィンをしていてなんとなく開いたライブ映像でどハマりしてしまった。

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  一瞬で曲の世界に入り込むパフォーマンス、くるくる変わる表情、奇抜なデザインの衣装。中森明菜ってこんなに凄いアーティストだったとは!!知らなくて損をしたと思ったし、今知れて良かったと思った。

  マツコデラックスを筆頭に、未だに熱狂的なファンがいるのも頷ける。私の知ってる音楽番組ってこんなんじゃなかった。よくも悪くも、もっとライトで親しみやすいものだった。

  明菜さんの場合、これはもう舞台じゃないか。歌は三分間のドラマ、この言葉の通り、歌ってる時、彼女はそのストーリーをまんま生きている。

  変な言い方をすると、まるでイタコ。曲のイントロですっと表情がかわり、さっきまでニコニコMCをしていたと思うと、今まさに死ぬほど辛いといったふうに涙を流したりする。

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  歌が上手いとか下手とかいうくくりでは語れない歌唱技術と表現力。全部がまるでセリフのようだし、歌詞の中の相手の姿も見えてきそう。

  スローモーションやセカンドラブでは、安定した発声技術を保ちつつ、要所要所でタメたり、うわずったり、見事なまでに初々しい少女の心象を歌いあげている。

  それが数年でデザイアやミアモーレの大人の女になってしまうなんて( ゚д゚)

 

セカンド・ラブ

セカンド・ラブ

 

 

 

DESIRE?情熱?

DESIRE?情熱?

 

 

  どの楽曲もその時々で魅力ある中森明菜なのだが、この時は特に神がかっている。切れそうなくらい一回のパフォーマンスに集中しているのがわかるし、歌唱もダンスもヘアメイクも全てが噛み合ったアートだ。え?これで19歳!?そりゃ男がほっとかんよね……。

   当時を知らない私でもあの事件さえなければ、と思う。今でも精力的に活動され、ライブツアーにも行けたかもしれない。だけど彼女の表現はあの脆さあってのものだともとれる。

  悲しみを、ふてぶてしく笑って過去にできる女にはあんな表現はできなかっただろう。

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  難破船なんて、中森明菜のバージョンをきいたら他の人のは、ちょっと悲しい振りをしているだけの嘘にしかみえないし!

  明菜さんの場合は、え?もう歌わない方がいいんじゃない?というくらい毎回沈んでもがいて溺れている…。

  彼女より顔立ちの整った人は沢山いるかもしれないけど、あんなに色香のある人はちょっとおもいあたらない。月並みな表現だが花のような人だなぁと思う。可愛くて綺麗で透き通っていて繊細で…雨風に打たれて生えているような…。

 

↓このライブ映像が一番好き!

スポーツ選手でいうとゾーンに入ってるかのような見事なパフォーマンス。

 

中森明菜イースト・ライヴ インデックス23〈5.1 version〉 [DVD]

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中森明菜 THE LIVE DVD COMPLETE BOX

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   触って抱ける我が家のアイドル。

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    ふきの出番ないでしか…?