兎徒然

うさぎと暮らす日々、ときどきアート

「家なき子」にみる人間心理

お題「もう一度見たいドラマ」

 昨晩は台風で家、壊れるかと思った(-.-;)

冗談じゃなく屋根の一部が損壊する音がした。

  呑気に構えていたら、雨風が突如酷くなり、窓ガラス割れる!と慌てて木戸を引き出した。  ふきちゃんの部屋が1番風にあたるので、窓を開けて木戸を引きだすまでに風雨が吹き込んできて、ふきちゃんもちょっと濡れた。

  ふきちゃ〜ん!ケージの壁側に避けて〜といったけど、鼻をふんふんさせて風をうけていた…。

  眠ろうとしたが、音と揺れ、天井裏への雨漏りもあり、眠れなかったので動画をみて過ごした。

  「家なき子」、な、懐かしい!と、とばしながらだが全部観てしまった。放送当時、小学4年。

  ✳︎書いてるうちになんだかヘビーな内容になってしまったので、苦手な方は読むのをやめておくでしよm(_ _)m

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   とにかく安達祐実の美少女っぷりと演技力無しにこのドラマは成り立たない。

  小さい頃も名女優だったが、大人になってからの、彼女の演技力に関心したことがある。

   演技って、表情や動きも必要だが、やっぱり1番差がでるのはセリフ回しだと思う。安達祐実はセリフ回しが抜群に上手い。セリフの間、声の調子。流石だなーと思う。感情もしっかりこもっているのに聴き取りやすい。

  時代劇の際、使い慣れない言葉が多かったりすると、大御所でも棒読みになったり、喋ることに一生懸命で、

  あ、次このセリフをいうな

と、わかるシーンに度々出くわす。

 特に共演者との掛け合い。次のセリフがもう顔に書いてあるなぁ、と思うと興ざめしてしまうが、安達祐実にはそういう演技の隙が無い。

  プロフェッショナルだなぁ、と思う。

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  家なき子は「同情するなら金をくれ!」というセリフや、犯罪、いじめ、暴力シーンと、当時も問題視されたが、今なら放送できないだろう。それくらい過激。で、過激でありえない不幸が次々とすずを襲うのだけれど、問題視されたのは、多分ドラマの根本が世の中の現実を映し出していたからだと思う。

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  ピュンピュン扮するリュウも超天才!!

  リュウがいじらしくて泣ける( ; ; )

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  前足を片方あげて歩いたり、咥えたものを運んだり…ふきちゃんばりに跳躍したり、すずを守るために噛み付いたり…とにかく安達祐実とピュンピュンが時同じく存在したのは奇跡だろう。

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  まだ初々しいキッズだった堂本光一も出ている。

 

  このドラマですずは、人生の艱難辛苦にこれでもかとぶち当たる。ドラマの人間の描き方が大げさだと思う方は、多分恵まれているんだと思う。

  キラキラした恋愛や友情のドラマよりも、「家なき子」は共感できる部分が沢山あった。

 

  小学生〜高校生まで、母から電話に出なさいと言われる時は叔父からで、金の無心であった。

  母は自分が出ると長いからと、小学生の私に「渡す金は無い、お母さんは怒っていて体調が悪い」と言わせた。

  

  私は幼少期に人間の怖さや汚さ、弱さを随分みてきた方だろう。このドラマ、人間心理をよく描いていると思う。

  すずの父の弱さと甘えをみると、亡き父を思い出す。父もこんな風だったのかなって。

  いじめっ子の事情に、あぁ、あの子も家族愛に飢えていたのかな?とか。

  ホステスに入れ込んでヤクザとも関係を持ち、従兄弟を置いて失踪した伯父を思い出す。

  伯父は祖母(伯父の母)の葬儀にはどこからどう連絡が行ったのか、火葬にいく直前にひょっこりと姿を現したが、実の母が荼毘にふされるのを待つ間、ビールを浴びるほど飲んで、酔っ払って兄と喧嘩を始めた。

  怒ったところをみたことがない叔母さんのご主人に叱責されて、結局また姿をくらませた。

  私が覚えていた伯父さんは、このめちゃくちゃな家系ではわりとまともで、いつもパリッとした服を着ていて穏やかな紳士だったので、人はこうまで変わるのだと思い知った。ドラマの川島先生の描き方に通ずるものがあった。

  伯父は今どうしてるのかなぁ。生きていたらいくつになるんだろう。あんまり悪いことしてないといいなぁ…。

 

  私はどこの家もこんなもんなんだと育ち、大人になって、シンプルだけど温かい仲良し家族の家に招かれたりすると、それこそドラマをみてるようで、どう振る舞って良いのかわからなくなったりする。

「親が愛してくれるのなんて当たり前じゃない、守ってくれるの当たり前じゃない」とつい先日言われた。彼女がどう育ったのか想像しかできないけれど、彼女は親に虐げられる子がいることを想像さえできないのだ。

 

 私は愛だ恋だと言う言葉なんて信用しない。言葉は行動あってのものだからだ。

 

 

 

Singles 2000

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