兎徒然

うさぎと暮らす日々、ときどきアート

辻井伸行×アシュケナージ

  日曜日の辻井伸行さんのコンサートの感想。

 

 

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  アイスランド交響楽団と辻井さんの相性は抜群。海外のオケだとサンクトフィルとはかなり対照的な演奏だった。

  サンクトの金管も打楽器も、これでもかと鳴らしてくる、各パートのせめぎ合いから生まれるハラハラドキドキ豪快なオケは、これぞ生演奏!の醍醐味である。

  対してアイスランド交響楽団は、プロの巧みさこれに極まれり!といった繊細な音のコントロールが素晴らしい。透明水彩絵の具を薄く丁寧に計算づくで重ねていく。そんな音。

  キラキラカンカン、彩度が高い透き通った音がこのオケの魅力。こんな音が出るんだ〜という驚き!そのオケに辻井さんの高音がハマる〜。

 

  ただ、今回の演目、ラフマニノフのピアコン2番だった。素敵だった。全部の音が美しく煌めいて、美しい波しぶきにのまれていくようだった。

  でも、ラフマニノフのピアコンの解釈としては私にはアクや渋みが足りない。ラフマニノフがこのコンチェルトでみせるのは、人生の果てしない旅路。地の底でもがき苦しんでも、人間には夢をみる力がある。その信じる力でもって、一筋の光を頼りに、荒波にのまれながらも進んでいく。

  明かりがみえては、また暗闇におとされる…でも、先に進む。そんな人間の逞しさを想わせる作品なんだと思っていたのだ…。

  少しの物足りなさ、それが顕著にでたのは、アンコールがベートーヴェンピアノソナタだったからかもしれない。これはまさに辻井伸行ならではの月のきらめき。

  清浄な光で場が浄化されるようなピアノソナタだった。

 

  辻井さん…ラフマニノフより、ベートーヴェンとかショパンとかの方が似合うと思う。

  また聴く機会があるならば、ショパンのコンチェルトききたいな(≧∀≦)

 

  アイスランド交響楽団ラフマニノフ交響曲2番より、アンコールのヴォカリーズのロマンティックな旋律の方が持ち味がよくでていた。

  今回のツアーにはシベリウスも演目にあって、あぁシベリウス!!それは確かにピッタリ!

 

   そして、本日はフェスティバルホール庄司紗矢香さんのシベリウスをきく。

  寒さ対策にショールも持ったし、腰痛対策にエアウィーヴも持った!

  テミルカーノフ指揮だったが、テミルカーノフさんが体調不良で降板し、サンクトフィルの副監督さんが来られるそう。

  テミルカーノフさんの指揮はかなり特殊な手の動きをしていて、凄く優しげな雰囲気なんだけど、暴れる(笑)サンクトのオケを奔放にはしらせながら、手綱はしっかり握ってまとめあげてしまうし手腕の持ち主。

  庄司さんとのアイコンタクトも、お互いに全幅の信頼と尊敬をもって音楽を作り上げているのがわかる。

 最初、通知をみてガッカリしなかったといえば嘘になるが、庄司紗矢香さんはこんな時だからこそ火がつくタイプだと思う。

  あぁ、ワクワク♡

  末席だけれど、シンフォニーホールは世界有数の音響を誇るホールらしい!

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ふきちゃん、いってくるでし!

 

 

 

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 クラウドファンディング達成へのお祝いコメント、ありがとうございました( ´ ▽ ` )

  残り24日は、ネクストゴールを目指していかれるそうです!!達成してからも、支援を頂いていて、それがまた嬉しいこと。

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