兎徒然

うさぎと暮らす日々、ときどきアート

庄司紗矢香×サンクトフィル

   はぁあ〜

  やはり庄司さんのヴァイオリンが好き。あの音に惚れている。

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シンフォニーホール、大阪。

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  館内はもうクリスマスムードだった。

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  庄司さん、前にチャイコンをきいたのもオリンピックイヤーだったから四年10ヶ月前か。私みたいな素人でも、器が大きくなってるのがわかった。

  テクニカルな聴かせる音とエモーショナルなうたう音。その熱を俯瞰して、自分でコントロールできている。

  テミルカーノフさん不在だからか、もう今日の演奏は弾き振りとでもいうか。庄司さんがぐいぐいオケをひっぱっておさめていた。だって代打の副監督さん明らかに遠慮している…笑笑

  ど迫力のシベリウス。すぐ終わっちゃった〜。今も頭の中で音が鳴っている。

  ふきちゃんが雪原を駆け回ってるよ。(^ω^)

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  今季のフリーはシベリウスでしねっ
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  ふきのコンビネーションジャンプに似合う曲でし!
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  二部は、チャイコフスキー交響曲5番。これこれ、この豪快な音、これが聴きたかったの!

  ここでは副監督さん、イキイキ指揮していた。時々指遣いがテミルカーノフさんみたいになるのが微笑ましい。

  音外しても気にしねーぜ!みたいな勢いがサンクトの良さ。音の立体感。三回席まで立ち上がってくる。ゾクゾクする。快感。

  5番は派手でわかりやすいメロディーが多いので、チャイコフスキー自身も当初は駄作だと思っていたそうだ。

  まぁでも、難解さや深さばかりではなく、ぱっと派手に空間を音で埋めつくされて、シンプルにメロディー、色彩に酔う。そんなのも悪くない。

 

  ところで、クラシックってやっぱり敷居が高いのかな。

  私はもう何度も書いているけど、言語の聞き取り能力が低いみたいで、邦楽でも、わりと何言ってるかわからないので、そこまで、これはクラシック!これはJポップ!みたいな区別はせずにきいている。

  単純にクラシックの方が、色彩の純度が高いのと、複雑な機微を孕んだ音の形をしているから、ききやすいのだ。

 

  そしてまたコンサートホールで音に包まれるとホール全体に音が流れて渡り、それを感じるのが好き。楽器は一切できないし、アナリゼなんかも勉強したことはないので、単純に音をきいて感じたことを書いている。

  なので専門に勉強されてる方の解釈とは違うかもしれないので参考にはしないように!笑

 

  音楽は、保育園の頃は好きだったと思う。ハーモニカで音をとるのも得意だったし、歌も褒めてもらったことがある。演歌が好きで、こぶしを回すのも自然にできていたので、「歌手になったら?」なんておばちゃん達に言われたのを、母は「この子は人にきかせたい、とか自分が前に出て行く子じゃないから、歌手になるにはうまさより、きいてほしいって気持ちがないとダメよ〜」と言っていたのを今思い出した。

   ピアノとかヴァイオリンなんかが、手に取れる環境だったらもっと音にのめりこんだのかもしれないな、とも思う。

  母が言ったのは当たりだった。私は自分の声の色彩には酔えなかった。自分の声にはいつも灰色の砂がまきちらされている。ハーモニカは大好きだったけど、 保育園の頃、死にかけるくらいの酷い肺炎になって、久しぶりに園に戻ってハーモニカを吹いたら息が苦しくて全然音が鳴らなかった。ピアニカもそう。

  なんだかそれから小中学校でも音楽の時間はどちらかといえば嫌いだった。好きな曲ランキングとかをアンケートできかれてもかかなかった。皆が安室奈美恵とかglobeとか書いてるのに、石川さゆりとかテレサテンとか、書けなかった……( ̄ー ̄)

   なんというか、学校の音楽って自分を解放できなかった。絵以上に内的な感動だった気がする。

  クラシック鑑賞の時間だけは好きで、普段至極興味なさそうにやっていたのだろう。曲の感想を書いたら音楽の先生にビックリされたことがあったな、と皆さんのコメントで思い出した。

  京都にいつまで住むかわからないので、なるべく都会でしかできないことは体験しておきたいと思う。最近の私は自分を喜ばせるのが得意だ。昔はこんなことも勿体ながってお金を使えなかった。

  これは成長なのか、自堕落なのか…。