兎徒然

うさぎと暮らす日々、ときどきアート

伊勢丹へ いわさきちひろ展

  京都伊勢丹美術館「えき」で、いわさきちひろ展が開催中。

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  もちろん行くしかない!ちひろの原画をみたのは過去二回。

  13年前に安曇野ちひろ美術館で。もう一回は6年ほど前に福岡、北九州の美術館で。

  みるたびに発見があるというか、年取るたびにちひろの技術の確かさに舌を巻く。若者風にいうと「ヤバイ!」

  運筆の巧みさに、なんだか動悸がした。

  ちひろ藤原行成流の和仮名を習っていた時期があり、今回いとこに宛てた手紙が展示されていたのだけれど…もー!じだんだ踏むくらいうまいの!!なんでしか、こりはっ!てなる。

  伊勢丹のXマス、とかヒゲタ醤油のポスターなんかもあった。こんなポスター、終わったらください、お願いします、って頼みにいっちゃうわ!

  印刷技術が進んだとはいえ、原画でしかわからないものもある。

  帽子を被った女の子の顔、つばの陰が濃く落ちて、印刷では、ちひろにしては軽やかではないな、と思っていた絵だが、瞳にギラギラしたなつの日差しが描き込まれていた。

 

114958 いわさきちひろ色紙額(小) 少女像

114958 いわさきちひろ色紙額(小) 少女像

 

 

  日差しの中の少女なんだ!と、気づき、背景の無い絵から立ち上がる、夏の匂いにしばし魂を泳がせる。

  ギラギラ光る夏の海?森の中の木漏れ日?

  

  ちひろは晩年になるとさらに「描かずして描ききる」水墨画の境地に入って行く。

  顎に手をやる少女の指は3本しか描かれていないけど、このこの体温まで感じる。暖かくてしめっている、甘いにおいのしそうな、柔らかい手。

 

  私は美術館に行くと、まずさささと歩みを進めて、コレ!とアンテナが反応した絵だけみていく。

  今回もそうやってみて、二巡目に一枚ずつみていくと、あれ?なんかさっき通った時にコレに私、反応しなかったのか。画集では大好きな作品なのに…と思ったら、ピエゾグラフという複製画だった。

  絵の保存や発展性には凄く良いとおもう。水彩画は特に保存性はあまり良く無いし。

  ピエゾグラフというのはデジタル高技術な版画とでもいうのか。現在ではもっとも原画に近い印刷技術である。多分コレ、知らない人は原画だと思って眺めてるはず。

  ぱっと見は全然わからない。

  でも、やっぱり原画とならぶと、なんだかパワーがないのだ。それにちょっと紙と絵の具の滲みが合ってないから浮いてみえたり。

  画用紙の凹凸に絵の具が乗ったものを表現するにはおそらく紙の技術待ちになっちゃうのかな。

  六時前に入って閉店ギリギリまで居たけどすぐだった。物販も楽しみだったけど、グッズは微妙だった。トートバッグとかマニアックすぎる図版をチョイスしすぎ!これチラ見じゃ会長もちひろグッズってわかんないよ!!笑

  図録は今回は控えた。そこまで印刷がよくなかったのと、手持ちのものに95パーセント乗ってる絵だもん。

  ちひろを回顧するムック本と、ちひろ美術館のハンカチを買った。ハンカチは13年前に安曇野で買ったんだけど、柄違いでもう一枚。

 

 

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  ちひろの机を再現して筆やパレットも展示されていた。憧れの人が使っていた筆…♡

  あと、自作の洋服や愛用の帽子やバッグもあった。ちひろさんの手袋小さい。可愛らしい手だったんだな。

 

  ホクホクと幸せに包まれて帰宅。

  

  ふきちゃん!みてきたよー♡

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  かいちょ、遅かったでしね!

 

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  え?美術館行ったでしか?きいてないでしよ。

 

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  ふきちゃん、朝ごはんの時に言ったよ!

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 ごはんに夢中で耳にはいんなかったでし。

  

  おっきい耳つけてるのにね。

 

 

  会長はお腹ペコペコだったので、簡単にオムライス作ってたべた。テキトーなんで写真はやめとく。

 

  お昼のお弁当は蕪の葉のおにぎり( ^∀^)

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  美術館の前にはエスカップをぐびりしました!

 

 

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