兎徒然

永富 月来子、絵描きです。うさぎと暮らす日々の由無しごとを綴ります。

ロンバケを観る。

  今更ながらですが、「ロングバケーション」を観ました。リアルタイムで、家族がみていたので目にはしていたが、ちゃんと観たのは初めて。当時小6だった私は、好いた惚れたでごちゃごちゃごちゃごちゃ、結婚に焦る登場人物の生き方が素敵には見えなかった( ̄◇ ̄;)

 

 

 「オンリーユー愛されて」の大沢たかお鈴木京香の愛の方が、当時の自分には本物にみえていた。

 

 

オンリー・ユー ~愛されて~ DVD-BOX

オンリー・ユー ~愛されて~ DVD-BOX

 

 

 

  今みると、プロットの巧みさや、場面場面の作り込みなどがとても細やかで、大人になってしまったからこそ、登場人物の幼稚さがリアルに見える。いるいる、こういう人…みたいな。

 

  ちなみにキムタクをちょいと描いてみたんだけど、ファンの方に絞め殺されそうな出来だったので載せるのはやめました。笑笑

  木村さんの顔の魅力って、骨格や筋肉はとてもしっかりしてるから男っぽくみえるんだけど、顔のパーツパーツは丸みがあって女性らしい。ある意味ユニセックスな顔なんだと思う。それが色香なんだろうか。

  次女のKokiさんをみるとそれがよくわかると思う。

 

Numero TOKYO 2018年12月増刊号(Kōki,表紙バージョン)

Numero TOKYO 2018年12月増刊号(Kōki,表紙バージョン)

 

 

  

  北川悦吏子さんの時代を掴むうまさが、そこかしこに光る作品だと思う。「地雷を踏む」ってこのドラマから日常会話に使われるようになった?の?

 

運命に、似た恋 (文春文庫)

運命に、似た恋 (文春文庫)

 
半分、青い。 上 (文春文庫)

半分、青い。 上 (文春文庫)

 
ロングバケーション (角川文庫)

ロングバケーション (角川文庫)

 

 

  元号が変わった日に、

  「ねぇねぇ、昭和っぽいってさ、なんかあるやん?でも、平成っぽいってわかんなくない?」

  と、職場の方に言われたんだけれど「ロンバケ」には「平成っぽい」が溢れている。ファッションもいい意味でユニクロ感があり、実に平成の真ん中らしい。

  ストーリー的にはなんてことないけど、人物像の描き方がドラマ的には100点。だからヒットしたんだろうな。

  このドラマのキムタク扮する瀬名くんは、他のドラマと違ってイケメンじゃない。おぼこいピアノ青年である。優しいけどウジウジしていて不器用…。繊細な感受性を持て余しているだけ。

  山口智子さんのイメージそのものの葉山南はサバサバ大人女子の仮面をかぶる、歳だけとってしまった女の子。サバサバしてるって大人の女で、本当にサバサバしてる人を見たことがありませぬ。脚本家の人間観察眼!!リアル〜。

  ふわふわしてそうな桃ちゃん(稲盛いずみ)は、ムーミンでいうところのミイだし。実は物語の展開のキーパーソンは桃ちゃんなんだよなぁ。 イマドキの子、といった感じのカッコいいルーさん(りょう)は、中身は昭和の女だし。

  この見た目と中身のギャップとか矛盾が実にリアル。

  瀬名くんがピアノの後ろに並べてるワイングラスも、あー、ぽいぽい!って思うし、南が逃げた婚約者の朝倉さんを語るスーパーボールのエピソードも、それだけで朝倉さんの人となりが立ち上がってくるし。小道具がいきてる…!うまいなぁ。

 

 

49mm スーパーボール ミックス 5個セット

49mm スーパーボール ミックス 5個セット

 

 

  ロンバケの撮影をするにあたって、スタッフはまずあのマンションを見つけるのに奔走したらしい。3階の窓からスーパーボールを落としてキャッチする、あのシーンを撮るために!

 今ならCGでちゃちゃっとやれちゃうし、まず視聴者からクレームが来そうで、脚本家も書きたいけど逡巡しそう。

  でも、そういう本物の感動の共有がスタッフ間であったからこそ、役者が役を生きられるというのは絶対あるよね。スーパーボール落として、キャッチしてキャーキャーやってる山口さん、本当に楽しんでるもの。

 

  平成のドラマの熱、とても懐かしく、新鮮だった。

 

 

  

LA・LA・LA LOVE SONG

LA・LA・LA LOVE SONG

 

 

  

お題「もう一度見たいドラマ」