兎徒然

永富 月来子、絵描きです。うさぎと暮らす日々の由無しごとを綴ります。

終わる、始まる。

 夏の終わりを感じる。

 一週間前まで、駅前の桜の木の下は蝉の声で充満していた。この樹に何百匹いるのかというくらいに。

  昨日の朝、蝉の命が果てる瞬間をみた。

  すいーと落下して、もう動かない。なんだか心にずんときて、スケッチをしたくなるが、私は会社に行かねばならぬ身…。

  会社ではまた人事異動があり、大きく変化がありそう。良い変化であればいいな。

  正直、これまでの上司とはウマが合わなさすぎた。私は必要最低限しか説明したくないのが悪いところなんだけれど、上司は私の言うことが理解できず、抑制しようとしかしなかった。というか、誰の意見もまず受容できないのかもしれなかった。

  業務においての向上心、効率化の為に、こうしたいという意志を、部下が持つことが許せなかったのだ。  そしてこのひと、とにかく意地悪…

   途中で完全に説明することを放棄した。

  うまくいかないだろうな、とおもいながら、それを見届けるのはなんとも形容しがたい気持ちになった。

  彼をみていると、自分一人で出来ることはたかがしれてる、それを忘れちゃいかんなぁとひしと感じた。

  でも、上司に意見?というか、上司の動向を変えようと動くのって統計的にはメリットがないんだとか。研究データがあるらしい。結果が出るのを待つのが良策だと、先月ビジネス書でチラッと読んだんだけど、思いのほかめちゃくちゃ早く結果が出たな…。それだけ業績はだだ下がりに下がった。

 

   人の気持ちって複雑だから、マニュアル通りにはいかない。コミュニケーションって、そんなに通り一遍にはいかないものだと思っている。

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  人をコントロールしようとする人は、実際の自分もコントロールできない人が多いなと、今年に入ってよく思う。

 内省のまなざしを大事にしたい。

 他人を知る為にはまず自分との対峙が必要で、そこにエゴイスティックな自分がいないか、辛辣な目で、自分の甘さを批判する。

 

  蝉の声が終わって、秋の虫の音がきこえている。もう秋が始まっている。