兎徒然

永富 月来子、絵描きです。うさぎと暮らす日々の由無しごとを綴ります。

ひとりと、ひとり。

  先日、職場で唐突に、「どんな人が苦手?」ときかれた。ネガティブといえば、ネガティブな会話である。

  取引先の担当さんで少々難しい方がいて、皆その人を嫌がるのだが、私はこの人、クセはあるけど苦手でもない。相手のペースに合わせて話を聞いて、用件が済んだら次の仕事の話をする。そうしたら、「邪魔したら悪いしな」と、機嫌良く帰ってくれる。地雷のポイントは確かにあるんだけど、それは表面の礼儀作法じゃなくて、相手を尊重したら絶対に踏まないポイントなのだ。

  その方が帰ってから、そうきかれたんだけど…うーむ。簡単に言うと、ベタベタした関係を求められることかなぁ?束縛、依存、甘え…。相手と自分を切り離せない人は苦手かなぁ、と答える。

  言葉の下にコントロール欲がみえたり、わかってほしいという要求だったり、正しさの押し付けだったり…そういうものを無意識に対人関係に持ち込む人は苦しいだろう。人の心は絶対思い通りにならないから。

  

  私は友人に恵まれている、と思う。みんな超がつくほど優しい。でもベタベタしない。忙しければ半年連絡をとらないこともあるし、でも、お互いが会おう!となったら会って楽しい時間を共有できる。

  

  私は自己中心的に生きていいと思ってるの。みんなが。だから、あなたも好きにしたらいいし、私も好きにする。楽しみは共有するし、大切な人とは悲しみも共有する、けど、ひとりと、ひとり。

  自分の土俵では、一人で立つ気概が必要だし、やたらに人に甘えたり要求したりしていられない。すがれる糸など、人生の土俵におりてはこない。

  自分はこうしたい、こうでありたい、という思考がある人は他者も尊重できるんじゃないかな。自然に。