兎徒然

永富 月来子、絵描きです。うさぎと暮らす日々の由無しごとを綴ります。

映画「蜜蜂と遠雷」

  夜の映画館に行ってきた。もうそろそろ終わっちゃうから。

  先月末から頭痛が続いています…し、仕事中に…( ̄∇ ̄)本当はMS家訪問も頭痛と微熱が不安だったから行けるかな?って感じだったんだけど仕事が休みで、何か作ったり描いたりしてるとめっちゃ体調がいい。

  そんなに仕事が嫌か、私…!?笑

  会社勤めは向いてないけど、それなりに上手くやれてると思っている。でも本当は全然上手くやれてないんだろうな。仕事をこなすことはできても、自分の気持ちがついてきていない。

  

 

  て、ことで、葛根湯をのんで、映画館に行けば頭痛は治ると言い聞かせて映画に行く。

 

flemy.hatenablog.jp

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  あの長い小説をどうまとめあげたのかが一番の関心事だったが、原作を忠実に撮るとこは撮り、2時間ほどでドラマを完結させるために人物のキャラクター設定を上手く変えてあった。

  原作が好きすぎる方には、もしかしたら不満かもしれない、が、映画としてつくるにはこうした方が良いと、個人的には納得した。音楽を実際やってる人がみたらどうなのかはわからないが、オケの様子をスクリーンで観るのは面白かった。

  松岡茉優さんの作品や人柄を、私はあまり知らなかったのだが、彼女の演技に驚嘆した…。もちろん整ったお顔立ちだが、どちらかというと可愛らしい印象。それが終盤に大女優のオーラに変わる。

  映画の中の栄伝亜夜は、5歳でリサイタルデビューをしたかつて神童と呼ばれた人。母の死のショックからコンサートを投げ出し、世間的にはもう終わったと思われていたピアニスト…。

  松岡茉優さんは「あーちゃん」と「天才ピアニスト栄伝亜夜」を見事に演じている。

  プロコフィエフは宿題だという亜夜が、コンクールを通じて過去と対峙し、自分の音楽の始まりにもどり、辛い過去を今の音楽に昇華していく。これ、女優ならやりたくない役どころ…。この映画、松岡さんが最後のプロコフィエフで観客を納得させる演技をしなければ台無しになる。それくらいこのシーンには怖さがある。

  松岡茉優さんにきいてみたい。このシーンに怖さがあったか…自信しかなかったりして…。

  また松岡茉優さん演じる栄伝亜夜のピアノを弾いているのが河村尚子さん。ただ、ピアノをあててるだけでなく、彼女もまた栄伝亜夜になりきって弾いていた(と、思う)。(インタビューを読んだらそうではないみたいですが、それくらい亜夜のピアノはこんな音だという説得力があった。)

   清々しい気分で映画館を出た。


映画『蜜蜂と遠雷』亜夜と塵の月夜の連弾【10月4日(金)公開】

  

  楽しみにしていた風間塵のピアノを担当する藤田真央くんの音…私、真央くんのピアノが気持ちよすぎて、ただ音に酔っていて、映画が全く入ってこなかった…( ̄∇ ̄)ので、この部分は映画としての感想が描けない。(私の感受性の偏りの問題です。)

  音楽きいて、気持ちよくなると、音の中に身体が浮かぶみたいな感覚に時々なるんだけど、そうなると寝てるけど、音楽だけが聴こえてる、みたいな感覚になる。寝てるわけではないけど、多分はたからみたら寝てるように見えるだろう。

  真央くんのバルトーク…生でききたい…。

 

  と、いうわけで、コンサート行きたい熱がただただあがりました。そしてやっぱり頭痛は消えていた…。

 

 

蜜蜂と遠雷(上) (幻冬舎文庫)

蜜蜂と遠雷(上) (幻冬舎文庫)

 
蜜蜂と遠雷(下) (幻冬舎文庫)

蜜蜂と遠雷(下) (幻冬舎文庫)