兎徒然

永富 月来子、絵描きです。うさぎと暮らす日々の由無しごとを綴ります。

ひらくこと、はなつこと。

  昨日の、ママンさんの記事を見て面白いなぁと思いました。私もクイズ番組だか何かを見ていて、同じような処理をして、なんでわざわざ分けるん!?と姉につっこまれたことがある。

 

www.mamannoshosai.com

  ご紹介の本は未読なのですが、読んでみたくなりました。

  先日も「月来子さんは理系ですか?」ときかれました。昔はね、自分は文系だと思っていたのです。でも、料理の話とかしてると私は数字には弱いけど、物理的な思考は自然と身についているような気もする。

  端的に話すと、そんなに勉学に励む学生時代を送って来ていません。記憶力だけはかなり良かったと自負しており、一夜漬けでもテストでそれなりに点がとれたのと、大学には行くお金は無いよ!と中学の時点で宣告されていたので、勉強を中途半端にやるより、自分の得意分野を極めたいと考えていたからです。空想と創作にふけっていたら学生時代がおわっていました…(^^)/~~~これで良かったんだろうか?でも今わりと生きるのが楽しいから良かったんだろう…。

  国語は他の科目より得意だったけど、国語って問題に答え載ってるからね…。テスト用の勉強をしなくても点がとれる科目だったから得意だったのかもしれない。

  文系理系という縛りから解放されると、今度は右脳左脳というくくりが巷で話題になりました。私はこのくくりだと完全に右脳なんですよね。論理的な思考を言語ではなくイメージでしているような…。数学も展開図とかグラフならば得意です。

  ところが最近の脳科学の研究では右脳左脳診断も否定されており、脳はそんなに単純に分けられないとか…。言語野は左脳と言われていますが、右脳にある人もいるらしいし。

  とりあえず計算が苦手なのは何をどうしても今のところ苦手なのだけれど、頭カチカチの理詰めな思考も苦手です。理詰めで話をされると息が詰まる感じがします。( ˙-˙ )うっ、てなる…。なんだか何をどう話しても伝えられない気持ちになって黙ってしまう。

  この世に決まりきったことやルールなどない、そう思ってるからかしら。絶対条件下では適用されるけれど、普通に暮らしている中で、その絶対条件に準ずることはなかなか無い。そこを無視して理詰めな思考をして自分の思考を論理的だと主張する人と話してると、むむむ、となります。どこからどう指摘してよいものか。

  社会の変容で、子育てや教育に対してのさまざまな問題点が挙げられる昨今ですが、もし私が幼い子たちに何かを伝えるなら、感じることを大切にして欲しいのが一番なのかもしれない。

  最近、絵を教えてほしいってちょこちょこ色んな方に言われるのだけれど…考えたら考えるほど、美術教育って何なんだろうって思ってしまいます。本当なら、描きたい衝動をフォローする意味での技巧を教えるのが美術教育だと思うのです。でも多分、今もし生徒がいて教えるとしたら、感じること、心を動かし、それを見つめることから教えていく、そんなカリキュラムを組むかもしれない。

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  絵を描きたいけど、何を描いていいかわからない子がいるってきくと、さびしい。うまく描くこと、うまく描けた絵だけが目標になってしまってるからなんだろうか。

  優れた技巧の水墨画なんてみると感銘をうけるが、うまいだけの技巧を凝らした絵なんてなんの価値もないと思う。感受性をおいてきぼりにした人生ってつまらない。

  

  アートってこういうこと、という体現をされるasaさんのお子様↓

asanoomusubi.hatenablog.com

  私も色鉛筆が欲しいよ(・∀・)

 

  20代の初め、生活が苦しくて、倹約と体調管理と仕事にうちこむために、絵を描くのを自分に禁じてみたんだけれど、ストレス溜まりすぎて身体壊しました…。私はやっぱり何か創っていないとダメなんだなぁと切に感じました。

  絵をみて「写真みたい」って褒めないでください。描いた側にしたらとどめの一撃くらいのダメージを負います。( ̄∇ ̄)

  りとさんの記事は言いたいこと代わりに言ってくれた感がありスッキリします。

rito.gameha.com

 

  私の中で、アートとうまく付き合っている人、アートと付き合うことに憧れる人、アートを背負い込んでしか生きられない人がいると思うのです。人生において結果が出るとか他者の評価は置いておいて、私はこの三番目の人がアーティストなんだと思っていて、りとさんはまぎれもなくアーティストなんだと思います。

  やりたいことがありすぎていつも忙しいと錯覚している人生。暇だとか退屈だとか思うよりいいのかもしれませんが。

  「一日が24時間じゃ足りないよ」が口癖だった山田かまち君という早逝のアーティストがいました。

 

山田かまち―夭折の詩画人 (KAWADE夢ムック)

山田かまち―夭折の詩画人 (KAWADE夢ムック)

 
青い炎―山田かまち作品集

青い炎―山田かまち作品集

  • 作者:山田 かまち
  • 出版社/メーカー: 学研
  • 発売日: 1993/07
  • メディア: 大型本
 
かまちの海

かまちの海

 

 

  15歳くらいの頃に山田かまちの作品をみて、作品ではなく、彼の創作への姿勢にシンパシーを感じ、これが私の青春のエネルギーの方向なのかもしれないと思ったのですが(恋愛とか友情とかお洒落とか周りの若者たちがエネルギーを費やすものにほぼ興味がなかったので)、私の創作へのエネルギー…社会人やり始めてから更に増しました。

    

  何が書きたかったのか脈略ない文章になってしまいましたが、まいっかと公開しますが、要するに、数学にしろ文学にしろ絵を描くにしろ、感性を開いて受け止め、自分の中で展開していくと人生は愉しい、ただそれだけ…かな。