兎徒然

永富 月来子、絵描きです。うさぎと暮らす日々の由無しごとを綴ります。

家庭版 抹茶のたてかた

  お茶の記事が予想を反して読まれていてビックリ…。みんなお茶に興味あるのかしら…(*´ω`*)あ、無いわ!って人はふきちゃんをどうぞ愛でていってください。

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  くんかくんか
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  そのお茶ふきにもくれるでし?
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  ふきの分、ないでしか…

 

 

  私も20年前に基本のキ、くらいを齧っただけで、茶道の知識はあるとは言えない。でも、茶道ではなく、お抹茶を家庭で愉しむだけなら誰にでもできます!抹茶スイーツがあれだけ人気なんだもんね…多分みんな好きなんだろうと思う。今日は素人による素人のためのお茶記事を書こう!

  お抹茶を飲むだけなら、道具はお茶碗と茶筅があればお茶はたてられる。茶漉しもある方がいいかなぁ。

 

 

  茶筅だけは買った方が良いですが、お茶碗は茶筅が振れる、底が広いものなら代用できます。カフェオレボウルとちょうど同じくらいね。

  

 

 

簡単な薄茶のたてかた

①お茶碗にお湯をはり、茶筅をお湯にくぐらせて、お湯を棄て、お茶碗のそこの水気を軽く拭う。

②抹茶をお茶碗に入れる。(2グラムくらいから試して、あとはお好み。抹茶はそのままでもたてられるが、できれば茶漉しでこした方がダマができにくく、美味しい。)

③60mlほどのお湯を注ぎ、手早く茶筅を振り攪拌する。混ざればできあがり。

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  もちろんお菓子もあった方が美味しい(*´ω`*)

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  これ、ただの餅米に餡子を乗せて握って抹茶をふりかけただけなんですが…日本庭園ぽくないですか?笑笑  苔むした石庭みたいになってる!

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  茶筅の振り方、お茶の仕上がりも流派によって全く異なるので、どうたてるかは動画などを参考にしてみてください。

  表千家では水面全体を泡泡にせずに、一部に泡がない部分をつくり、池にみたてたりします。茶碗の中の宇宙なんですね。一方で裏千家の抹茶は、日本茶カプチーノ。泡泡でクリーミーな抹茶です。

  私は表千家なので、初めて裏千家のお点前をみたとき、ええっ!?ってなりました。(°▽°)お茶って同じ流派でも季節によってとか棚によってとか何通りもの点前があるのです…。だから、お茶はただの嗜好品を飲む会とは一線を画すものに成り得たし、それだからこそ市井の人々からはただ飲むまでのハードルが高いものになってしまった。

  でも、本来は誰もが飲めるものです!だってお茶の木を日本に伝えた栄西曰く、中国では抹茶を飲むのが流行ってたんですって。タピオカとなんら変わりはない、ただの嗜好品です!

   

 

新版 はじめての茶の湯 (実用No.1シリーズ)

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  • 作者:千 宗左
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茶の湯:時代とともに生きた美 (別冊太陽 日本のこころ)
 

 

  まず、日本茶中国茶と紅茶って何が違うかって言うと、発酵してるかしてないか。日本茶は蒸して発酵を止める。中国茶はそこそこ発酵してる。紅茶はしっかり発酵してる。

  私は小さい頃は紅茶が嫌いでした。嫌いだと思い込んでいたんですが、それは、香りづけされたフレーバーティーしか飲んだことがなかったからです。いただきものの紅茶を父がザザザっとゴミ箱に捨てていたのをよく覚えています。こんな香水くさいもん飲めるか!と。

  18歳の時、引き出物にウェッジウッドの紅茶を母が持ち帰って来て、初めてちゃんと紅茶を入れてみたら、その豊かな香りと渋みに震えました(°▽°)調べてみたら納得。大のお茶好きの私が愛飲している日本茶と、もともとは同じお茶の葉っぱでした。

  抹茶は日光を遮って栽培された茶葉の若芽を摘んで蒸し、乾燥させて石臼で挽いたものです。茶葉をそのままお湯にとくので、あのような鮮やかな緑色が出ます。

 

一保堂茶舗 抹茶 明昔40g缶

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  • メディア: 食品&飲料
 

 

  お茶に含まれるビタミンE、βカロテン、食物繊維など、不溶性の成分までまるごと摂取できるので、日本に持ち込まれた当初は薬として珍重されたそう。

  抹茶は鎌倉時代栄西によってその原型が伝えられたそうです。なんでも留学先の栄では抹茶を飲むのが流行っていたとか。流行りは廃れるもの…明代からは中国では抹茶は廃れ、日本にだけ受け継がれてきました。

  日本では、戦国時代に入ると茶の湯を嗜むのがステイタスになりました。茶室という密室空間で貴重な茶をお気に入りの茶器で振る舞う…。それはまさに空間のアート。

  戦国武将たちがこぞって茶の湯に熱中したのは、多分神経まいるような暮らしの中での安らぎの空間が茶室だったのかなぁ?と私は思います。

  コロナで騒然となっている今こそ、ティータイムは必要なのかもしれません。

 

 

  利休の設けた茶室…それは、美術館と喫茶店とカウンセリングルームが一緒くたになった空間だっのだろうか。

  茶の湯を大成した利休は、最後は秀吉に切腹を命じられたとされていますが…月来子的な見解をすると、秀吉は精神的に薄弱な部分を持っており、利休に相談というカウンセリングを請い、秀吉の依存が過ぎた時には、すでに利休にもコントロール不能な状態にあったのかもな…なんてね。

  この二人の関係性は心理学的には興味深い。利休さんも欲やしがらみがあったんでしょうけど、こういう依存度の高い人は近くなればなるほど最終的に味方だった人を攻撃するんですよね…。

 

治療者と家族のための境界性パーソナリティ障害治療ガイド

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  • 作者:黒田 章史
  • 発売日: 2014/03/06
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  私はお点前よりも茶室での人間関係の心理に興味があります!怖いもの見たさ!!

  着物とか、華道とか…日本の伝統文化を嗜む人って素敵な方ももちろんいるのですが、お付き合いが困難な方も多いようです…( ̄∇ ̄)だからお家で適当に飲むのが私にはちょうど良いお茶との関係です。